SEVEN-BRIDGE
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越えてゆけ 越えてゆけ
黒の切符を手にしたものは
黒の列車に乗ってゆけ
七つの橋のその向こう
旅の終わりのその先に
みはてぬのぞみがあらわれる
20世紀初頭。
ヨーロッパは戦乱と黒死病の猛威により滅亡した。
主人公クゥ・クランは、故郷ドイツから、遥大陸の果ての北京へと逃れた。
いつからかクゥには、他人の心を読み取るテレパシー能力がそなわっていた
---十数年が経ち、北京の街には、ある噂が言い交わされていた。
「”黒の切符”を手にしたものは、黒い列車に乗り旅立つさだめ。
向かう先は、夜のとばりに閉ざされたヨーロッパ。
列車の名は”プレステ=ジョアン”
七つの橋を越えて終着駅にたどりついたならかならずや望みが叶う」
---と。
突然現れた少女エマは”黒の切符”を差し出し、
ともに列車に乗るようにクゥを誘う。
少女は口がきけず、クゥにもその心を読み取ることは出来なかった。
機関車”プレステ=ジョアン”に乗り込んだふたりは、
やがて力を合わせて終着駅を目指す。
だがその前には”橋”という名の、大いなる七つの試練が待ち構えていた。
システム
| メーカー | ライアーソフト |
| 価格 | 9240円 |
| ジャンル | 鉄道旅行アドベンチャー |
| 発売 | 2005年2月18日 |
| 対応OS | 98SE以降 |
| メディア | DVD-ROM1枚 |
| ディスクレス起動 | 可 |
| 音声 | パートボイス |
| スキップ | 有り |
| バックログ | 有り(音声有り |
| セーブ箇所 | 100ヶ所 |
| CG鑑賞モード | 有り |
| シーン鑑賞モード | 有り |
| MUSIC鑑賞モード | 有り |
| 原画 | 中村哲也 |
| シナリオ | 星空めてお 茗荷屋甚六 |
大きな問題はありません
敢えて言うなら
セーブが日付のみしか表示されないと言うところでしょうか?
しかし、シナリオが一本道なので攻略に問題はありませんしね
現在地が全くわからないところがちと不満
テキストだけでなく
鉄道路線が表示されるとよかったな〜とつくづく思います
グラフィック
個人的にもの凄くツボなキャラ絵です♪
イベント絵、立ち絵共にGOOD!
立ち絵は、枚数もかなりの数で見ていて飽きが来ません
特にエマの初めの無表情な顔が
後半表情豊かに笑うところは、かなりよろしいかと
背景画、橋の風景もしっかりとかけれています
ちょっと個性的ですが、非常に味のあるいい絵ですね
サウンド
ひじょーに(゜∀゜)!イイ
86曲と数もかなりのものですが
曲自体も聞き応えのある曲が多いです
BGMがかなり聞き応えのある曲が多く
途中の声無しの部分も、声が無かったことを後から思い出すくらいに
聴かせてくれます
音声演出も凝っていて
主人公の頭の中に入ってくる「心」が、
テキスト表面に直接表示されなかったりと、
最初ちょっと戸惑いましたが、面白い演出だと思います
エンディング曲は、
グラフィックと相まって非常に心に浸みますよ
エンディング
「Inliyor」
歌/Rita
キャスト
| エマ 度会丹生 |
青山ゆかり |
| ジェーン・ドゥ | みる |
| ナンシー チョグル |
かわしまりの |
| スラーヴァ | 野月まひる |
| ジョエル | 理多 |
| スカサハ グラナダ |
一色ヒカル |
| グリエル ステラ |
小夜月藍 |
シナリオ
ものすご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く
よかったです
難解な世界観です
宗教対立と戦争
魔法技術とゴーレム
独特のテキスト表現ですが
非常に読み応えのあるものになっています
ただ、5章以降で、急激におざなりになっていく感が強く
そこが残念で仕方ありません
前半の内容が濃いだけに
後半が薄っぺらく感じてしまいます
それでも全体を通してみるとかなりの出来ですね
劇の途中でのエマの朗読シーンは(゜∀゜)!イイです
時に旅の安らぎと楽しさを感じさせ
時に恐怖と不安、苦痛を醸し出し
時に優しさと愛情を紡ぎます
ここの演出がかなりポイント高いです♪
旅をしてるんだな〜独特の世界観が上手く出ています
エマとの最初の出会いから
少しずつ変わっていく主人公
心を覗くことでしか他者と意思の疎通を図れないクゥ
無表情で喋ることが出来ず、心の中も覗くことの出来ないエマに
恐怖を憶え、遠ざけてみたり逃げ出したり…
旅を続けるうちに段々と
エマを笑わせたい、守りたい、何よりも一緒にいたい
と願うようにっていきます
旅の終着点、世界樹に取り込まれたエマを助ける代償に
クゥは心を失ってしまう
そう、以前のエマのように…
エピローグはお約束な内容ですが
エマの泣き顔と笑顔は反則ですよ
よかったねエマ・・・(・_・、)グスン
総評8
シナリオの後半部分を何とかしてくれれば神!
な、内容だっただけに非常に惜しい作品です
人物関係、世界の現在と過去
ゴーレムと宗教戦争
難解な蘊蓄たっぷりのテキストですが
読みやすく、続きが気になって仕方ない内容です
音楽もレベルが高く、演出も凝っていて見事!です
銃声がANGELBULLETと同じなのはちょっと…ですが
やってない人にはわからんですしね
シナリオは基本的に一本道で、
選択肢を間違えるとバッドエンド直行なのでわかりやすいです
マルチエンディングにしなかったのは正解でしょう
エマを守り、エマも共に歩むことを選んだクゥだからこそのストーリーですから…
ただ、その分他のキャラのことも、もう少し書いて欲しかった感はあります
後半部分が薄いのは、その辺が書き切れてないのも一役を担ってるでしょう
ライアーお得意のバカっぽいギャグは一切ありませんでした
その辺を楽しみにしてる人には駄目でしょうね
鉄道旅行ものという、あまりないジャンルで
ライアーらしい世界を構築しています
エマの絵に萌えた人には是非ですが
そうでない人にも、シナリオ(特に前半)がいいので、どうぞ
追記
今これを書くためにスタッフロールをみていて気が付いたこと
スラーヴァの名前が二回重複してる・・w
そしてエンディングの歌はジョエルなのね〜
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書いた日
2005年4月