ジェベルさんのなんちゃって旅日記 


3/4
昼からリベルタージの日曜市に足を運ぶ
うわ、凄い人だ
リベルタージの広場には出店と人混みで大混乱
人混みかき分け出店見ると、やきそば、肉まん、たこ焼き等があり
今川焼まで売っている♪
こしあんが上手い今川焼(R$1.75)つまみながら店見ていると
人気のある店と無い店がくっきり別れていた
やきそばに長い行列が出来ているので、どんなもんかと見てみたが
う〜ん、量が多いだけ?って感じだw
他にも、怪しげなプリントされたTシャツや盆栽
金魚、京都で売ってそうな土産な物まである
売っている人は日系人や中国人かと思っていたが
ブラジル人も売っているね
その後、文教に行き、ブラジル移民博物館を見学
文教の7〜9階が博物館になっていて、展示物も多く
日本語でも解説されているので見やすい
コーヒー農園での労働者として移民してきた初期の頃の日本人のブラジル生活
その後、農業を発展させていき、多角農業(野菜と青果を中心とした農業)を
広めて、未開拓地を広げる事でしか生産性を上げる事の出来なかったブラジルに
多大な影響を与え、さらに品種改良、色々な作物を根付かせ貢献した課程が
わかりやすく展示してあった
ブラジル産サラダ用トマトは日本人が開発したとか
ハッカの生産は日系人が90%しめているとか、知らない事ばかりだ
協同組合の結成、商工業への進出、移民も20万人に膨れあがり
順風満帆にみえた移民だが、ブラジルナショナリズムが始まり
日本語新聞の発行禁止、日本語学校閉鎖、太平洋戦争勃発
ブラジルと国交断絶によりコミュニケーションをたたれ深い不安が続く中
戦争終了
ブラジル移民の間で勝ち組(戦争に負けた事を認められない人達)と
負け組(戦争敗戦を認める人達)との間での争い、テロ
その後収まりかけ、皇室来訪で落ち着きを取り戻し
ブラジルへの永住する気持ちを固める
あとは、ブラジルの経済発展に伴い、日本企業の進出
オイルショックでの撤退、農業で財を得た日系人による企業設立
今に至ると、とても勉強になった
ブラジルでの日系人の居住区マップ見ると、戦前はサン・パウロやパラナ州に
集中しているが、戦後出来た移民地はアマゾンエリア(ベレンを中心に)とか
バイーア州(サルバドールのある所)の海岸沿いなど広範囲なのにもビックリ
9階にはサッカー選手カズのユニホームや日系人野球選手
カープの玉木重雄エンリッケのユニホーム、平成5年の
NHKのど自慢チャンピオン大会優勝のジョエ・ヒラタのトロフィーなど
よく集めたなと言わんばかりの物まであったw
それだけ、日系人のコミュニティーがしっかりしているんだろうね
これでブラジルでの観光終わり!(全然回ってないやw)
明日夜には物価の安いボリビアに脱出だ〜!

3/5
昼、おばちゃんに別れ告げ空港に向かう
バスの待ち時間は思った程なく、すんなり空港に着く事が出来た
2時間ちょっと前に着いたので予定通りだと持ったら
アエロスールのカウンターには長蛇の列が出来ていて
その列は一向に進もうとしない
見ていると一人一人に時間かかりすぎ!
イエローカード提示していたり、その場でお金払っていたり
どうも客の方に不手際が多いのかな?
結局1時間くらい待たされてやっと自分の番が回ってきた
私はすんなり終わり
しかし、さすが安いアエロスール
搭乗券が手書きだw
まだまだ後ろに列が伸びているので、16時に飛べるのだろうかと心配
案内で乗り込んだのが16時・・・それからエンジンかけてみたり
何だかんだしているが飛び立たず、そのまま1時間経過・・・
17時過ぎに、やっと離陸した
多民族国家ブラジル、黒人と白人の差が少ないとは言うが
やっぱり貧しいのは黒人だし、貧富の差が激しく拳銃も氾濫しているので
凶悪犯罪はかなり多いのが目についたな
ボリビアのサンタ・クルスで乗り換えで3時間待ちだから丁度良いかも♪
サンタ・クルスで入国手続きして、乗り換えの間に
両替すます(US$1=Bs7.85)
外見ている限りでは大雨で水没した痕跡はみじんも感じられないが
ニュースでは未だに食料支援など、その手の関連ニュースがやっている
飛行機は電光掲示板見ている限り遅れなさそうだったが
やっぱり、乗り込んでから20分待たされる
時間通りに飛べないのかしらんw
22:30頃、コチャンバンバ到着
明日、また8:30に飛行機乗らないと行けないので
街まで移動して寝るの面倒だな
この後の夜の発着便はないので空港閉めるらしく
空港のマネジャーに空港内のベンチで寝て良いか聞き
OK貰ったので、空港で寝る事にする
一緒に来た乗客去るとタクシーもいなくなり、空港内の店も閉めはじめ
23時過ぎると空港内はガラーンと静まりかえった
電気も消され、スタッフが教えてくれた2階の仕切りがないベンチで夜を明かす
ここでも、標高2560mなのに蚊が多いぞ
ただでさえ、硬いベンチで寝ずらいのに・・・

3/6
朝起きてみれば、電光掲示板には自分の乗る便が
8:30から10:30に変更されている
初っ端からこれか・・・ハァ
仕方ないので、空港内でダラダラ時が流れるのをひたすら待ち
さらに離陸が30分遅れようとも、如何って事ないねw
今日はラ・パス経由でスクレ行き
スクレに1時過ぎに到着
標高2790m、憲法上の首都である
安宿にチェックインして、のんびり町を散歩
昨日の時点で高山病なかったから、とりあえずこの標高では大丈夫だろうが
次に行くポトシが4000mなので、体を慣らすために
今日明日ここでのんびりと過ごそう
スクレは町の条例で建物を白く塗らなければいけないので
飛行機で上から眺めたときは赤いレンガ屋根が広がっていたが
下に降りて坂道を歩いてみると、景色一転白がまぶしいな
コロニアル調の町並みは3年前に見尽くしたので
町並みや教会を見るわけでもなく
人や、市場、公園を散策
今までと違い、背が低くて丸まった顔の人が目につく
ボリビアの民族衣装を身にまとって物売りしている女性など
インディヘナの血が濃い素朴なボリビアらしさがいいね
夜になると、学生らしき人達が町にあふれ
人が多くなり、帰り支度した大勢の人が日本の中古車を改造したミニバスを待ち
公園には人だかりができ、ゲームセンターも人でいっぱいになっていた
昼間あまりいなかったのに、どこから沸いて出たんだ?w

3/7
今日ものんびり過ごす
昨日来たばかりだったから見えなかった物が見えてくる
バスターミナル下見して少し中心部から足を運んでみたが
壁を白く塗って条例守っているのは中心部だけだね
小学生らしき子供、大学の研究室で着るような白衣を着ている子が多いと思ったら
他にも、色々な制服ありそうだ
混血の人も多いので、ボリビアらしからぬ背の高い子も多いし
町中でいちゃついている姿も見える
その点からもスクレは伝統的なボリビアから脱却している街であり
大きなビルがあるわけではないが経済的にも豊かだね
学校行ける子が多いし、普通の職にありついている人も多そうだ
逆に、伝統的な衣装を着て物売りしている人達は貧しい部類に入るし
公園では学校行っている子供達の横で少数の靴磨きをする子供が
対照的だし、市場で物乞いしている子供も少ないのだが目に入ってしまうよ
警官はインディヘナの血が濃い人がやっている
重労働部類の仕事が多く回ってきてしまうのかな
定期的に巡回しているし銀行でショットガン片手に警備している人達も
一応に目をこらして周りを見ているが、ブラジルからこっちに来ると
そこまで目を光らせなくてもと思ってしまう
日中銀行強盗が多発していたサン・パウロなど凶悪犯罪は
こっちではまれだろう
逆にストライキやデモの類は多いし
クーデターもあるのがボリビアだけどね(苦笑
今日の新聞に、ボリビアの大統領とのんきに握手して
外交アピールするアベさんが一面トップに載っていたが
ボリビアの実情知らないんだろうな〜
昼は欧米人が好みそうな店でランチ食べたが
サラダ、レモネード、パスタ、パン、最後にマテ茶のセットでもBs25
昨日色々オマケしてくれたフルーツジュース売りのおばちゃんの所行き
今日もまたフルーツジュース飲んだが
コップ一杯(作りすぎて2杯分の量飲ませてくれるのだが)Bs2
市場で食事すればBs10以下
夜、暇だったので映画見るが学割使いBs5
ブラジルで苦しんだ分、物価安すぎなのが感激だね
旅行者にはありがたい国だよ♪

3/8
10時ちょっと前にバスターミナル行き、10:30のポトシ行きのバスチケット買う
そしたら、すぐにチケット売っていたおねえちゃんが
呼びに来て、あれに乗れって指さした先にはバスが出発準備している
えっ、10:30じゃなかったのかよ!話違うじゃん!
急いでバスに乗り込もうとすると
バスターミナルTAXを窓口で払えと言われた
あの〜急いでるんだけど(アセアセ
TAX払ってバス乗り場入ろうとしたらバス出ちゃうし・・・
おいおい、待てよ!
また待つのイヤだし、チケットの事で面倒になるのもイヤだし
あれ〜あれに乗るんだ〜!と必死に叫んだら
まだバスの乗務員が残っていて、バモス!と二人でバスを先回り
急げと言われても、高地で重たい荷物持たせて走らせんな〜
なんとかバスに乗る事が出来、くねくねとした視界の開けた山道を
バスは結構なスピードで走っていった
途中、小さな村で人を乗り降りさせ4時間後ポトシ到着
ポトシ手前から雨がぱらついてきたが
ポトシに入ったときには雨どころか豆粒くらいの雹まで降ってきた
うひゃ〜こりゃ不味いな
たまらず、即タクシー捕まえてセントロの宿まで行く
車一台通るのがやっとの道や凸凹道が坂の上の方まで
入り組んで続いており、上から大量の茶色い雨水が洪水のように流れてくる
水の逃げ場が少ないんだろうね
さすが、道路の整備も十分でないボリビアだ
ちょっと雨降っただけで、これかw
そんなんで宿ついても出歩く事なんて出来ない
宿で明日の鉱山ツアー申し込んで、標高4070mにならすために
宿でのんびり過ごす

3/9
朝起きれば、昨日とは打って変わって快晴だ
宿から直ぐ前の広場の先にツアー会社あり、9時に迎えが来た
参加者は3名
ガイドのフレディさんの家で上下レインコート、長靴、ヘルメット
ヘッドライト借りて、いざ鉱山へ
鉱山手前の店で、抗夫へのお土産としてBs10以上買うのだが
コカの葉、タバコ、ジュースの他にダイナマイトや
度数96のアルコールなども買う事が出来る
ボリビアのウィスキーだ、飲んでみるかと言われたけど飲めるかw
あっ、ダイナマイト一本Bs4です。ジュース2Lより安いですw
目の前に見えていた鉱山、入り口の横穴は鉱山入って直ぐの所にあり
すぐにトロッコに砕いた岩盤運んでいる姿が目に飛び込んできた
働いている人達は重労働にもめげず、明るい笑顔振りまいてくれるが
たぶん、穴の中は凄いんだろうな
歩き回るので、その前に皆でコカの葉を噛み動く前の準備整える
トロッコの線路に沿って、穴の中に入っていく
中には定期的に電灯があるわけでない
ヘッドライトの明かりだけが頼りだ
下はぬかるんでいる所も多く、暗闇に目が慣れるまで足場不安だった
奥へ進んでいくと、働いてます抗夫の人達
シャベルでトロッコに砂利などを入れている人、運んでいる人
ノミで岩盤削っている人
下からの岩盤を布バケツで手動ウインチで持ち上げてる人
機械で穴開けダイナマイト仕掛けている人(二人一組)
この人が顔泥だらけで一番辛そう、粉塵もすごいし
マスクをしているが効き目なさそう
標高高いので、鉱山の中を動き回るのはハード
這い蹲らないと行けない所や頼りない木のハシゴ下ったり
その上、鉱山の中は気温25〜35度で途中から暑くなってくるし
唐突も無く、いきなり柵も何もない下穴が開いていたりして
そこ落ちたら、すぐ死ねる状況もありで・・・
ちょっと観光しているだけでも、鉱山の中の過酷さが伝わってくる
この人達、一日働いてUS$3ほどの賃金
普通ならやってられないと思うが・・・
ここのボスはニコライさんで60歳になるそうだ
そこまで出来る人は珍しく強い男だと称えていた
食事も取らず一日働き、粉塵吸って
身体悪くして短命な人が多いので、強靱な人だ
10時から13時まで歩き回りヘトヘト
今日の夜にラパスへ向かおうと思ったが
宿のスタッフやオーナーのおばちゃんは親切だし
特にスタッフのぼっちゃりした女性はいつも笑顔振りまいてくれ
清潔な宿なので気持ちいいから、もう一泊しよう♪

3/10
もう一泊するは良いが、今日何して過ごそう?w
午前中ネットして、昼食べたらバスのチケット買いに行く
550km、9.5時間移動で足伸ばせるバスでBs50
ボリビア移動費安いよ
土曜日だから、バスターミナルからちょっと上に行った所で市場が開いていた
人も沢山いる
こうして見ると、人口11万人なのも納得の人集りだ
よくまあ、こんな標高に住んでいられるな
子供達走り回っているが、私はとても出来そうもない
セントロ戻って映画2本見て
夕方、雨降りそうなので早めにバスターミナル移動
20:30にきっちりバスは出発して、一路ラパスへ
悪路かと思っていたが、道は整備されていて蛇行はしているが快適
スヤスヤと寝る

3/11
朝6時、ラパス到着
バス会社の言っていた通りの時間だ
もう少し遅れても良いのにw
明るくなるまで30分時間潰してから、宿に向かう
日本人が集まる宿、しかし宿泊客は今日2人出て行って5人ほど
夜に、また2人出て行くそうだ
情報収集して、私も時間無いのでルレナバケ行きのエアーチケット買いに行く
TAM航空が日曜日で閉まっているので、ツアー会社で手配
ちょっと高いが仕方ない(Bs390)
一応雨期でルレナバケの滑走路が芝生なので
飛ばない日もあるはずなのだが、ツアー会社の人に聞けば
ここの所、ちゃんと飛んでいるというので信じよう
明日8時フライトか・・・早いな
手配も済んだし、日曜日で店閉まっているので
宿の周りぶらついて終わり


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